自己流プラモデル つづき


72分の1スケールとなるとタイヤなども、小さくて塗りにくい部品の1ツです。

 タイヤも、手塗りでは塗りにくい部品ではないでしょうか。私は、事務用品のタックラベルを使用してホイール部分を残しています。
使い方は、タイヤを銀色に塗っておき、乾いたらタックラベルでホイール部分に貼り付けます。後は艶消し黒スプレーで吹き付け。
タックラベルが無ければ、要らないシールをシングルパンチで抜き、裏蓋から取り出して使用する。ビンボー臭いですが有効(笑)。

 でも、
72分の1スケール戦闘機程度でないと、サイズが合いません。大きい物は、コンパスでシールに型取り後、はさみで切り抜き・・・省略。
 これは、『自作塗装飛散防止装置』
単なるダンボールですが、飛散防止には欠かせません。塗装の粉も、中にたまってくれるので、置ける場所さえ確保できれば重宝します。

 単品部品を塗り分ける場合は、仕切り板を真ん中に置けば数点同時に塗装できます。この場合も、置ける場所さえ許せば大きい箱が良いでしょう。
 全体を塗る場合は横棒を上に渡して、ぐるりを塗る事もできます。この場合、飛散を注意しなければ惨い事になります。換気は勿論、スプレーは距離をおき、薄く塗る事をお勧めします。それと、仕上げクリアーは
半艶消しが良い感じでした。
 現在は、あまり使用していませんが、暈しとリアリティーを極めたいのなら持っていて損はありません。極めたいといっても、入門用です(笑)。このモデルは、田宮の安いコンプレッサーの型だったと思います。右に写っているのが、水性アクリル塗料の専用薄め液。塗料も、上級者にはグンゼ産業Mr.カラーの方が人気が在るようでした。

 他にも、もっと安く小さい
田宮パジャー350エアブラシ缶という物もあります。米国パジャー社製の高精度ブラシ(\6.800)に、コーヒー缶程度(350cc)の缶を直結した優れものです。上級者の方は、容量の大きいコンプレッサーとダブルアクションのハンドピース、数種類という感じでしょうか。