旧海軍飛行機プラモデル7ページ
旧海軍大型飛行艇


日本海軍は、当時の飛行艇・水上機の分野では他国の水準より擢んでた性能を誇っていました。
しかし、平和時の使用には差し支えありませんが、防御・スピードが劣っているので
最前線に近い場所では撃墜される危険がありました。

ここの最新作は、下記の九七式大型飛行艇23型です。

川西 九七式大型飛行艇23型 (H6K5) 第901海軍航空隊
長谷川製作所 72分の1 製品番号 NP6 定価 2500円


 昭和9年11月、巡航速度222km・航続距離4630km以上という海軍の要求により開発がスタート。純国産四発機・主翼を支柱で艇体上に支えるという形態も初めての試みでしたが、試作機が11年夏に完成します。制式採用は昭和13年で、九七式二号飛行艇(H6K2)として採用され量産されました。(1938〜45)

全幅 40m、 全長 25.63m全高 6.27m (乗員9名)
最高速度 385km/h、最大航続距離 4797km、全備重量 17t、
武装 7.7mm機銃x4、20mm機銃x1、800kgx2(魚雷・爆弾)
 本機の実用性は高く、長大な航続距離と安定性は用兵側の評価も極めて良好でした。太平洋戦争の初期作戦までは活躍できましたが、対空砲火・敵戦闘機・敵爆撃機にさえ撃墜されてしまう防御力では、前線での活動はできません。これにより後方に退き、補給輸送や連絡機として運用されています。

 
純国産機として初めての四発機は、後の二式大艇や爆撃機の開発・生産を促した機体だと思います。
 これは後方からの撮影ですが、ペラの裏は艶消し黒が実機では防眩用に塗られていた様です。全長などは二式飛行艇と同じ程度ですが、胴体は細くてカツオの削り節の様に反っています。これも天井から吊るさないと保存場所が確保できません(笑)。

 九〇式・九一式・九八式飛行艇も製作したい機体です。九八式はオークションでたまに見かけていますが、他は生産されていないかも?
九〇式・九一式飛行艇・蒼空の情報が在りましたら、御教え下さい。
 川西 二式大型飛行艇12型 (H8K2) 第901空所属機
長谷川製作所 72分の1 製品番号 NP5 定価 2500円


 1940年末、十三試大型飛行艇として、九七式飛行艇の後継機となるべく完成しました。実戦配備されたのは、1942年3月で、真珠湾強行偵察と第2次攻撃を実施して初陣をかざります。日本海軍の想定していた艦隊決戦時の索敵・偵察・哨戒を長大な航続力で行なう予定でした。(1942〜45)

全幅 38m、全長 28.13m、全高 9.15m、(乗員10名)
最高速度 454km/h、 最大航続距離 7152km(偵察時) 
全備重量 24.5t、爆装 60kg爆弾x16、250kgx8、魚雷x2発
武装 20mm旋回銃(連装をふくめ6挺)
 アップ写真も出してみましたが、細部まで写っていませんでした。東京都品川区『船の科学館』で展示されている物にはアンテナが無い様ですが、艇首の左右にドジョウ髭を連想する位置に付いています。陸上に揚陸された状態では、トレーラーで牽引して移動。(場所をとるので天井から吊る予定)

 久々に時間をかけて製作しました。
延べ時間は8時間かかっていますが、その殆どが塗装関連に付随した作業となります。でも、完成機を眺めていると達成感と満足感で充実しています(笑)。作ってみると定価2500円は割安だと感じました。(お薦め品)
 比較用に写したのはトップページで使用している72分の1スケールの『強風』ですが、同じスケールとは思えません。実測は左右翼端幅52cm、機首から尾翼端まで38cmでした。低翼単葉ではない、より飛行機らしい機体が魅力的に見えます。九七式大艇など、翼はもっと上に付いているので『これで飛べるのか?』と思える構造です。飛行艇は戦争に使われましたが、見た感じでは遊覧に使用してみたいと思いました。プラモデルとして発売はされていませんが、複葉の飛行艇も写真で見るとカッコ良いので、是非、発売を希望しています。

大型飛行艇『蒼空』が在れば製作してみたいですが、発売されてないでしょうか?
発売されているのでしたら、情報を掲示板・メールにて御教え下さい。